2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

チケット予約

チラシには全席指定としっかり書いてございました。失礼をいたしました。ということで、ぜひぜひお早目のご予約をよろしくお願いいたします。 こちら↓は川口専用のチケットフォームとなっております。こちらから予約されますと、川口の名前で予約を承ります…

文化層

稽古場からの帰り道、ある文化層への認識の度合いが非常に低い、ということがわかる。だから、どうしていいのか、というか、曖昧な形でしかキャラクター造詣が見えてこなかったのだろう。やはり、どこまで微細にさまざまな文化層について理解できているか。…

稽古五日目

今日は赤澤さんが休み。プロデューサーの森澤に代役をやってもらう。オープニングをしつこくやる。僕の演出法は(演出法と書くほどのことでもないのだが、うまい言葉が見当たらない、稽古場の方針としてとかか?)、とにかく繰り返しやってもらう。ただ繰り…

予約

本日二十四日から前売りを開始いたしました。Web・チラシでは明示されておりませんが、今回、全席指定となっております。元映画館という劇場のゆえ、映画館の椅子が四十席程度ありまして、小劇場とは思われないふかふか具合。残りの椅子が、パイプ椅子という…

稽古三日目

赤澤ムックさん合流。面白くなりそうだ。しかしなんにしろ、演出家の方相手に演出するのは緊張だ。まあでもいい具合の緊張具合なのでプラスの刺激にしていこうと思う。というか、なるだろう。いくつか配役をチェンジして読んでいただく。やはり、大きく印象…

舞台美術打ち合わせ

二週間前だかに話をしていた舞台美術から大きく変わる。今回は自分から強くプランを打ち出して舞台美術の大泉さんに伝えていたのだが、台本が出るにつれ、最初のプランではマズイと判断。台本世界のありかたと、舞台美術の兼ね合いは本当に大事だ。それを思…

稽古二日目

稽古の二日目だった。台本が15ページほど。サブストーリーのようなものがチョクチョク進展しはじめているが、いったい全体の物語構造のなかでどこに位置するのか。まだ分からない。とりあえずの解釈もないまま稽古場へ。しかしこれは仕方がないし、この状態…

そんで帰って寝たのだが、夢の内容がまあなんというか、初稽古の影響下なのか、稽古に関係した夢を見た。しかもあんまり楽しくない夢だ。だめ出しにだめ出しされたり、稽古で試していることが日にちが過ぎてもなんの発展もなかったり…。そんなことで落ち込む…

初稽古

昨日は初稽古だった。初日までにできた10ページを手に稽古へ。役者に配って読んでもらって、立ち稽古というよりも、立ち読み。清末さんの今回の本はちょっとばかり、というか、とても奇妙だ。奇妙といって、奇妙さを狙ってるわけではあるまい。清末さんの真…

サンプル追記

シークエンスと書いてしまったことに気付いて、考えた。シークエンス→シーン→カットと長さとしては細かくなるものだったと記憶しているが、それならばサンプルのカラッとした笑いの部分は、カットの位相の話なのかもしれない。この例えが正しいかは置いてお…

サンプル

火曜日は三鷹までサンプル「通過」を観に行く。面白かった。のだが、面白かった、と書いてしまうと実際に抱いた感触と異なってしまう。なんにしろ、グロテスクな部分を描きながらも、劇中にカラッと笑えるシークエンスがあって、それはとても驚いた。いわゆ…

顔合わせ

月曜日は顔合わせだった。まだ台本があまりできていないため、読み合わせは行わず、企画趣旨説明と舞台美術における演出プランを話した。台本が徐々に進んでいる。そして読みながら、その舞台美術プランではうまくあわないかもしれないと感じている。稽古を…

チラシ

遅れ馳せながら本日、チラシをやっと入稿した。ちょっとバタバタしてしまった。来週月曜日が顔合わせなので、それに間に合うギリギリのラインであった。印刷の具合でイメージが大変変わりそうだなと少し心配している。うまく行くとよいが。

武智鉄二

この一言めの重要性。どう言葉を発するか、ということに関しては武智鉄二の研究が大変参考になるはずだと思っているが、どうも身につかない。能や文楽、そしてもちろん歌舞伎への深い洞察と経験がなければ書いてあることが理解できないのだ。勉強会を開催で…

ふたたびポツドール

ポツドールの話に戻るが、ポツドールの会話劇がクオリティが高いファクターとして、最初の一言めの重要性があるのではないか、と考えている(こう書きながら、「会話劇のクオリティ」ってなんだ、それを考えるべきではないか、と気づいた)。「愛の渦」では…

演劇の制度

ではそもそも青年団が目指していたことはなんだったのか、それを演劇史のなかに置き直してみる必要がある。ポツドールにしろチェルフィッチュにしろ、基本的にはアングラへの抵抗として反動として誕生した平田オリザ演劇を継承するものとされているのだから。…

青年団とポツドール

そう書いていて気づいたが、青年団の会話のありかたの完成度も非常に高い。それはもちろん演劇史から見ても当然のこととしてある。だが、そちらには興味があまりひかれない。なぜか。それは「青年団の会話」というものが演劇としてひとつの形態として出来上…

ポツドール

最近ポツドールの芝居について考える。ポツドールそのものというよりも、会話劇、とても日常的な言語で、とても日常的な身体で、ポツドールのように非常に高いクオリティで作り上げるのは非常に難しいものだ。ポツドールの三浦大輔さんにとっては実はあまり…

千田是也、渡邊守章

千田是也『演劇入門』を読んだり、渡邊守章『演劇的欲望について』を読んだり。さまざまな知見を得ることができたので、しっかりと自分の中でまとめていきたい。キーワードとしては、「60年代アングラについて」「ブレヒトについて」「関係性について」とい…

合同公演

サーカス劇場の清末さんと水曜の昼間に直接会って話しをした。舞台美術について提案をして、大方の方向性を確認。脚本が完成していないので、舞台美術もおそるおそる、という感じであるが、結構せめるプランを提案したかと思う。今後は、舞台美術の方に相談…

web更新

トップページの画像を更新して、次回公演の情報もすこし更新した。もう少し決まっている役者さんもいたのだが、正確な名前が手に入らず、いまの状態になっている。明日ぐらいには情報が新しくなるはずだ。タイトルは「イヌ物語」。「the tale of INU」という…

GOEMON

そういえば、先日、徹子の部屋に紀里谷和明と広末涼子が出演しており、「GOEMON」の話をしていた。番宣の映像を見て、興味を持って、あ、そうか、今日は一日だから千円だ、と気づいて、いそいそと池袋まで出かけてみた。感想を書くのはとても難しい。CGの出…

ワンダーランド

ここに書き忘れていたのだけれど、ワンダーランド(http://www.wonderlands.jp/)という劇評サイトに寄稿させていただいた。パラドックス定数「インテレクチュアル・マスターベーション」についてのレビューである。私などがレビューを書くのはおこがましい…

大江健三郎

この一週間で。江國香織『ウエハースの椅子』舞城王太郎『阿修羅ガール』大江健三郎『われらの時代』を読んだ。『ウエハースの椅子』は、読んでみてほしいと友人から言われたのだった。もうすでによく覚えていないのだが、とにかくよく孤独になる。そしてそ…

ブログのデザイン

ブログのデザインを変えてみた。基本的にすっきりしたものが好きなので、とてもいいデザインを見つけたんじゃないかと思っている。