2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

リアリズムについて

メモ。 ロシア・フォルマリズムの理論家シクロフスキーは、リアリズムの本質は非親和化にあるといっている。つまり、見慣れているために実は見ていないものを見させることである。したがって、リアリズムに一定の方法はない。それは、親和的なものをつねに非…

「第1回 演劇と日本近代・演劇創造部会」

早稲田大学演劇博物館・グローバルCOEプログラムの「第1回 演劇と日本近代・演劇創造部会」に参加してきた。知り合いがいたわけでもなく、情報をみて興味を持ったので、てくてくと向かってみた。「土方巽・アルトー・寺山修司の間に何が起きたのか」というタ…

1Q84

村上春樹『1Q84』は、道具だては古さを感じる。軸になるのはスピリチュアリティか。新興宗教、マッサージ、整体、親子関係など精神世界のキーワードになりそうなものが散りばめられている。いや、散りばめられている、というよりも、それが主軸だ。1984年を…

読書

本番終了後から、村上春樹『1Q84』と寺山修司『ああ荒野』を読む。いま古井由吉『槿』を読み始め。芝居の稽古をやっている間は新たな書籍に挑むのはつらい。基本的にバイブル的な書籍や芝居に関連する参考文献になってしまう。

イヌ物語

公演終了いたしました。ご来場くださったかたがた、関って下さった皆様、誠に有難う御座いました。今回の公演でのお客様の反応をどうにかこうにか次の公演へと繋げていきたいと、そう思っております。今後とも地上3mmをよろしくお願いいたします。合体を見…