2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ミテクレなんか気にしてられぬ。

鎖から放たれた獣がみたい。 あまりに自由で、あまりに美しかったり可愛かったり、そしてとっても恐ろしかったり、そこだけでしか生きることのない、そんな魅力が溢れている、ここにしかしないから、これをミテクレ!と叫んでいる、とっても嬉しそうな、そん…

「宇宙そのものを書けないやつに、宇宙の裂け目は描けない」

ピナ・バウシュをはじめてみた。さいしょはなんで一番安い席で九千円もするのだ!ぼったくりだ!とプンプンとしていたのだが、始まってみるともう、そんなことよりも、凄いっていうことで、(なぜかここまでの文章に平仮名が多い。なぜ?)ちょっと消化しきれ…

いいことあった

ほぼ睡眠を取れない状態で、朝から大宮に。駅で立ち食いそばを食べる。かけそばを頼んだら、次の人のと間違え天玉そばが先に出てくる。おばちゃんが「食べる?」と聞いてくれたので、「よろこんで!」とはまさか言わないまでも、「はい」と返した言葉に隠し…

なんだかみんな楽しそうである。

吉祥寺で二十二時オープンの飲食店にいこうとおもって、十九時ぐらいからマックにて最近おいしくなったといわれる百円コーヒーを飲みながら(たしかに、黒い液体ではなくなっている!)、待つ。松浦寿輝『川の光』と吉沢伝三郎『和辻哲郎の面目』を読み終わ…

セルロイド色の街並みのなかで平坦になってゆく君と、ランデブゥー!

森山大道『犬の記憶』「八月の旅」より引用 少年の頃、二階の窓からのぞむ遠い夕焼け空を眺めて、暮れなずむ遠い山脈の向こうがわには、キラキラと眩い夢の町があるのだと思っていた。その光り輝く賑やかな町に、僕はよく夢想のなかで歩きにいった。そんなと…

またまた本を見失う。

有吉佐和子の『一の糸』を読んでいたのですが、まぁ、たまによくありますが、本を失ってしまいました。失ったといっても、見失っているだけで、きっと我が部屋のどこからかそのうち現れるはずです。いえ、出現することを希望します。なんとはなしに、グロツ…