稽古五日目

今日は赤澤さんが休み。プロデューサーの森澤に代役をやってもらう。オープニングをしつこくやる。僕の演出法は(演出法と書くほどのことでもないのだが、うまい言葉が見当たらない、稽古場の方針としてとかか?)、とにかく繰り返しやってもらう。ただ繰り返しやってもらうことによって、問題が見えてくる。そして言葉と言葉の繋がりを、このつながりを言葉自身が求めているのがわかってくるのである。もうちょっとさくさく進まないものかとも思うが、いまのところこれが最善策。でもたまに繰り返してるうちに、根本のシーン目標みたいなものが失われてしまうこともある。それをまた、繰り返して、確認して、作っていく。