一日、下北沢で

九月の最終日。「楽園」の小屋見学をさせていただく。おぼえていた空間感覚と違うところがあったので、自分の中でしっかりと修正しておかねばならないだろう。何人かで飯を食って最近観た芝居のことを話していた。その後制作と会って話し、家に帰ると、どうしようもなく寝なければいけない、という使命感に駆られ始め、寝てしまう。「寝なければいけない」という意識であるから、「寝る」ということに集中する。これは集中しているからどうにも寝られないのだが、しかし、この状況を脱す意識改革を思いつかず、あまりに明晰な意識のまま、それでも寝ていた。いくつか仕事を無視してしまっている。申し訳ない。