森見、再び

森見登美彦の『新釈走れメロス』を読んでいて、表題作の「走れメロス」に圧倒的に感動してしまった。これは本当に、感動してしまったという感じで、どうしてこんなに幸せなのか。酒にでも酔ってしまったんじゃないかと思うほどであるが、しかし、いまは酒によっているからして、アルコールのせいなのかもしれない。とりあえず今は朝の六時過ぎで、これを書いているのは渋谷の漫画喫茶で、十一時から用事があるから寝ないとさすがにまずい感じであるが、ヤーヒー。世界は丸いから、歩いていたらそのうち自分自身と出会うのである。