お笑いと役者

「七月二十四日通りのクリスマス」をみた。YOUの演技が光っていた。ということで思い出したのが、藤原紀香陣内智則との結婚騒動のときの芸能記者だかのコメントである。「役者さんは決められた台詞を喋るじゃないですか。一方で、お笑い芸人の人って言うのはその場で即興的に言葉を喋るわけですよね。その柔軟性に役者の方っていうのは憧れるってところがあるんですよ」。YOUは確かにまわりの役者を凌ぐエチュード的な面白さがある。じゃあ役者はそのお笑い的演技の面白さに対してどうすりゃいいんだ。と思ったけど、よくわからない。そいえば、劇団ひとりはかなり面白い役者だと期待していたのだけれど、ここのところの彼の演技は面白くない。お笑い芸人として出なく、役者として演技しようとしているからなのだろうか。