似非ポップを自称する。

ポップさを目指そうとすると、「ベタ」であることとの距離感のとり方が難しい。旗揚げ前の作品で、とあるひとから「ポップとベタは違う」といわれた。それはいまだに忘れることができない一言である。地上3mmの芝居は「似非ポップ」であることをひとつのテーマとしている。(…らしい。テーマ、というものが声を大にして書けるほど、まだ思考が成熟していない。)いわゆる「ポップ」であるもの(なにがいわゆるなのかわからないけれど)、を目指しているわけではない。それよりは、ベタであることのへの距離感のとり方の絶妙さを極めることで、ポップであることを目指したい。

<ポップ⇔ベタ>
上の(⇔)部分こそが大事だということ。

それが、「似非ポップ」を名乗る所以です。でした。