ネットで頼んだ焼酎が旨い

NHKの高校生たちが作った映像作品番組をみていたのだけれど、優等生がつくって、優等生の選考委員が選んだとしか思えない作品。見た作品がたまたまそうだったのかもしれないけれど。で、そのなかのひとつに、付き合っている高校生カップルの彼女が彼氏の気持ちを信じられない、とかいう描写があった。ありきたりなのだけれど、そうなんだなぁ、と思う。このあとに引用するような感覚は、いま、違和感のある言葉としかうつらない。

今になって、ますます痛切に感じてきているのは、彼、彼女らが僕を信じてくれたほどは、僕は彼、彼女たちを信じていたのか、ということです。/彼、彼女らが信じてくれたほどに、自分は同志たちを信じていたのかという、慙愧の念が募ってゆくにつれ、僕は三人に代表される人々を神として祀ることを徐々に自覚し、これまで生き続けてきました。
塩見孝也赤軍派始末記 元議長が語る40年』