次元の繰り上げについて

いとうせいこうが、突っ込みのない笑いをやることは現在非常に難しい、と書いていた。それを考えるに、松本人志は自らの発言に突っ込みを内包している、のだろうと思った。笑いの進化についてきちんと勉強せねばなるまい。少なくとも笑いは松本によって次元が繰り上がっているはずだ。演技も、さまざまな出来事によって次元が繰り上がっているはずなのだ。明確にクリアし通過していかねばならない。なぜって、残念ながら自分は、いまだにブレヒトを読解し通過できていないからだ。