おいしいご飯

おいしいご飯をいただくということは非常に至福のときであって、そして、ちかごろは定食、有体にいえば一汁三菜のものを食べたい、という欲求が強い。定食のチェーン店はやはりチェーン店であって、というのは、別に味とか質とかの問題じゃないのだろう。個人店の定食屋の雰囲気と空間の居心地のよさ(それは居心地の悪さも含んだ上で)を凌ぐことは不可能に近いだろうと思われる。というのも、今日の夜ご飯を近所にて発見した飲み屋兼定食屋のような場所でいただいたのであるが、まったくもって、この幸せ感はなんなのであろうか。近年でもトップスリーを争う満足感である(ちなみに他の二つは、四、五年ぶりにバッティングセンターにいったときと、阿佐ヶ谷の銭湯にいったときだ、半分冗談だ)。