ブログが停滞している

ブログと同様にみずからのテンションも停滞している。親鸞の『歎異抄』を読む(いちおう注:といっても著者は親鸞ではない)。今日は雨の中、千歳船橋から千歳烏山まで歩いて帰ったのだが、帰り道。蚊取り線香の匂いがして、アスファルトの地面の上でやっていた花火が思い出される。バケツと蛇口。蛇口をひねるときに聞こえるさびた音。虫のせいか、かゆくなる足。ひとつひとつが肌に触れてくるかのように懐かしい。雨の中に漂っている蚊取り線香の匂いなんてあるはずもなく、きっと何か嗅覚の間違いなのだろう。雨はやはり記憶に迫ってくる。