『哲学の教科書』中島義道,講談社学術文庫

を、読む。
馬鹿な感想。

宮藤官九郎はいっちゃってる。
伊坂幸太郎は『オーデュボンの祈り』の方がいっちゃってた。
で、
中島義道は自分にとってやはり特別な哲学者なのだと知る。

…いやそれどころか、今夜十二時をもって物理法則はすべて変わり、投身自殺しようとした少女が空中で停まってしまい、死者がむくむくと墓から出てきて歩きだし、エベレストは笑いだし、太平洋は歌い出すかもしれないのです。地球はもう太陽のまわりを回るのを「飽きた」と言ってやめるかもしれず、いや、太陽の方こそもう光を放射するのを「馬鹿らしい」と言ってやめるかもしれないのです。いやそれどころか、時間は逆流し、空間がない世界が生ずるかもしれないのです。つまり、考えられるかぎりの荒唐無稽な世界が、明日とは言わず一秒後に生じても、まったくおかしくないのです。

 私は冗談を言っているのではない。…

『哲学の教科書』中島義道 より抜粋


台本かけてませんが、
広島市民球場にわがカープの試合を見に行ってこようと思います。