行方不明

「なによりも俳優はイメージを強く持たなければいけない。」(チェルフィッチュ岡田利規


近頃、この言葉の意味がようやく分かりかけてくる。
イメージから、感情も台詞回しも動きも生まれる。


そのために、台本を大事にせねばならない。
今思えば、前回公演の途中で、「台本なんて糞くらえ」と思い始めたのも、
必要な通過点だった気がする。
台本に書かれている、台詞、文字が大事な訳ではない。
読んだときに惹起させられるもの、そのイメージ。
ああ。うまく書けない。もどかしい。


台所から、缶切りが失踪しました。
鋭意、捜索中。